国家公務員、フリーターになる

2021年4月1日。朝起きたら、私は、フリーターになっていた。2年間、国家公務員として、某省庁で働いていた。昨日までは某省庁の官僚をしていた私は今日、無職になった。なんで辞めたのかについてはまたいつか話そうと思うけど、とにかく今は社会人3年目をフリーターとして迎え、そしてこれからのフリーターとしての日々のことを書いていきたい。

 

4月1日。朝起きる。まだ体に染みついているのか、しっかり8時に目が覚めた。フリーターがこの時間に起きる必要など無いのだが、起きて朝ご飯を食べる。

このあとなにしたらいいんだっけ。

なんにもない。予定がない。仕事を辞めた3月31日まで、17連勤をしていた。土日も終電まで働き、平日は毎日日付を越えるまで働いていた。久しぶりの自由。何していいかわからない。人は命令されることに慣れすぎると、自分で考えて行動することができなくなるという。今はまさにそんな状態。常にタスクを与えられ、それをやりきることに必死だったからこそ、今何していいのかわからなくなっている。

 

とりあえずもう一度ベッドに戻って漫画を読んだ。だらだらだらだらだら。面白いなスプライト。やっぱSFってわくわくするよなあ。だらだらだら。

・・・・・・。

違う!!!!こんなことがしたくて仕事を辞めたわけじゃない!!!なのに体が起きない。恐ろしい、人間の性。初日からこれだと、今後が不安でしかない。今のところフリーターになって、漫画読んで寝て、ご飯食べてるだけだ。やばい。これは。

f:id:raushimen:20210402135654j:image

 

無職って、想像以上に無職だ。

 

こんな自分だが、一応夢があって仕事を辞めた。それに向かって努力するんじゃなかったのか。働いている同僚の姿を想像する。一足早くドロップアウトした自分は、今、ただベッドで寝転んでいる。これからのこと。これからの自分。ぐるぐる回る頭の中。お金はどうする。何して生きていく。

 

これは、私のこれからを綴る日記だ。フリーターである自分にしかできないことをする。YouTubeをはじめ、映像が主流のこの時代だけど、自分の好きな「書くこと」に挑戦してみたいと思った。社会で生きていく中で、だれもが自分の生き方に悩むと思うけど、(自分で選んだ道とはいえ)朝起きたら住所不定無職(実は今仮住まいで家が無い)になっていた私の、いろいろ挑戦してみる日記を、どうか、少しでも笑って読んでもらえると嬉しいです。